インプレッションシェアとは、
表示される可能性があった回数で実際の表示回数を割った割合のことを指します。
インプレッションシェア = 実際の表示回数 ÷ 表示される可能性があった回数
インプレッションシェアが高いほど検索しているユーザーに対してしっかりと配信ができている状態になります。
例えば!
想定で100万回表示される可能性があったとして、実際に表示された回数が30万回だった場合、インプレッションシェアは30%となります。
30% = 100 ÷ 30
また、想定値より表示されないのは”予算”や”ランク”の原因が考えられます。
表示されていない原因が”予算”だった場合、広告予算を増加させれば増加させることができます。
原因が”ランク”だった場合は、簡単に言うと掲載順位の低さが原因で表示されていないことが多いので、クリック単価を上げると改善されることが多いです。
何が原因で表示ができてないのか見定めながら調整していきましょう。
完全一致のインプレッションシェア
完全一致のインプレッションシェアとは、
登録しているキーワードと完全に一致する検索語句で広告が実際に表示された回数を、完全一致で表示される可能性があった回数で割った割合のこと。
部分一致で登録している語句で流入しているキーワードを簡単に分析するには良い指標になります。
部分一致で登録している場合、様々なキーワードでの流入が考えられます。
しかし、その中でもその登録キーワード自体が妥当なのかを確認しましょう。
あまりにもその登録キーワードでの流入がない場合はキーワードの見直しや、除外キーワードの設定が必要です。
部分一致での登録の場合は、検索クエリもしっかりと確認してより良いキーワードを見つけることがより重要になります。
インプレッションシェア損失率(広告ランク)
インプレッションシェア損失率(広告ランク)とは、
広告ランクが低いことが原因で表示される可能性があった回数で表示回数されなかった割合のこと。
”広告ランク”が原因で掲載されなかったとしましたが、簡単に言うと掲載順位の低さが原因で表示されていないことが多いので、クリック単価を上げると改善されることが散見されます。
そのほかにも、クリエイティブの改善やLPの改善をすることで改善も見られるので、実施していきましょう。
インプレッションシェア損失率(予算)
インプレッションシェア損失率(予算)とは、
広告費が足りず広告が表示されなかった割合のこと。
キャンペーンに警告(アラート)が出るので、確認したうえでキャンペーン予算を推奨金額に上げることで予算によるインプレッションシェアはなくなるでしょう。
ただ、1か月の予算が決まっていることが多いと思うので、その場合は”ランク”でのインプレッションシェア損失率をなくすほうを優先していくほうがいいでしょう。