アンカーテキストとは、リンクが付いている部分のテキストのことを指します。
リンク先のページとクリックする部分のテキストを、それぞれここにクリックするテキストとします。
<a href="リンク先URL">クリックする場所のテキスト</a>
自然なテキスト
わかりやすいテキスト
見つけやすいリンク設定
使い方と意味
アンカーテキストには、リンクを押して飛ばしたい先のページにユーザーを遷移させる役割があります。
ユーザーとGoogleの双方に、『次のページは●●(テキストの内容)をみてね〜』ということになります。
つまり、アンカーテキストはWebサイトを構成するにあたって、基本的な要素なのですが、重要な要素でもあります。
アンカーテキストに次ページの案内としてふさわしい、かつ、キーワードを含めるとよりSEOとしての効果も高まります。
注意点
アンカーテキストには次ページを説明するキーワードを含めれば良いと言われていますが、やりすぎるとGoogleからペナルティ(警告)を受けることになります。
言ってしまえば、検索順位を無理やり操作しようとする方法です。
例えば、完全一致と言われる検索語句でのアンカーテキスト。
<a href="リンク先URL">チョコレート</a>
これは、次のページが「チョコレート」のページであると訴求することができます。
でも、単純に「チョコレート」というテキストだけでは、次のページが「チョコレートのなんのページか分からない」んです。
これはWebサイトを運営する人が、
というスケベ根性がストレートに表現されています。
では、次の例ではどうでしょうか。
<a href="リンク先URL">チョコレート おすすめ</a>
これも危ないアンカーテキストの設定方法です。
ユーザーが検索結果に入力する時の言葉をそのままアンカーテキストに使用すると、ペナルティの対象になりやすい(もしくは検索順位を大幅に下げる原因)です。
なぜなら、Webサイトの運営社はユーザーが検索する言葉で検索順位をあげたい!と思っていますから。
リンクにキーワードを不自然形で設定するのではなく、次ページの内容と一致する文言やマッチする文言をアンカーテキストに設定するようにしましょう。
「チョコレート」のおすすめを紹介するページであれば、このような形が良いでしょう。
<a href="リンク先URL">あなたの口にきっと合う、おすすめのチョコレートを紹介</a>
内部リンクであれば、Googleのクローラーロボットだけを意識するのではなく、第一はユーザーがリンク先のページ内容を理解し易いアンカーテキストを設定することを「おすすめ」します。
これはGoogleの公式アナウンスページでも掲載されています。
画像リンクに関して
アンカーテキストは純粋なテキストだけではありません。
画像にもアンカーテキストを付与することができます。
<img src="画像のパス" alt="ここに画像リンクの先のページのテキスト">
画像をリンクとして使用する場合は、altテキストを入力しておくと、リンク先のページについてGoogleが理解しやすくなります。
テキストリンクのアンカーテキストを記述する場合と同じように設定しましょう!
間違ってもこんな記述はしないように!
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まとめ
アンカーテキストはWebサイトを構成するうえでも、SEO対策をするうえでも重要な要素です。
検索順位をあからさまに操作する目的で、不自然なリンクを設定するようなアンカーテキストはやめましょう!
検索順位が落ちたり、場合によってはペナルティになる恐れもありますから。