SEOで注意したいことの一つとして、見た目が同じでもURLが微妙に異なっていたら別ページと判断されるということ!
https、https、wwwのあり・なしの問題は非常に重要になります。
- 同じ内容であってもURLが異なるなら別のページとしてGoogleに判断される
- 301リダイレクトをしてURLを正規化する
- 作業を行う時は必ずバックアップを取って!
重複URL(コンテンツ)と見なされる一例
http://exapmle.com
http://exapmle.com/index.html(php)
http://www.exapmle.com
http://www.exapmle.com/index.html(php)
https://exapmle.com
https://exapmle.com/index.html
https://www.exapmle.com
https://www.exapmle.com/index.html(php)
上記のように8つのURLがそれぞれ存在していた場合、別々のページとして取り扱ってしまうんですね。
ユーザーの目線からすればURLが少しずつ異なっていても表示されるサイトには変化がないことがあります。(むしろほぼない)
Googleは重複ページを嫌うので、仮に1つのページを作っているつもりであったとしても複数ページが存在するとGoogleは低評価として判断する可能性が非常に高いです。
こういった現象を防ぐためには、.htaccessを活用したリダイレクト手法によって問題を解決することができます。
http→httpsへのリダイレクト方法
GoogleはSSL化をしていないサイトは評価が落ちるかもしれないという脅し?(笑)を言っていますし要注意ですね。
そんな脅しにビビりながらもSSL(https)化をしたのは良いけど、URLが複数存在しては意味がありませんからきちんと設定しましょ・・・
使用するファイルは、.htaccess(どっとえいちてぃーあくせす)です!
主にサーバーを借りて運営している人が対象ですね。
先に言っておきますが、この.htsccessは恐ろしいファイルでして、間違った記述をした状態でサーバー内にポイッチョ(設置)するとサイトが表示されなくなるという問題が生じることがあります。
そのため、作業前には、必ずバックアップをとるようにしましょう!
WordPressのphpファイルを触ったことがある方なら分かると思いますが、失敗すると画面が真っ白になるかエラーが表示されます。
すぐ戻せるようにしないと取り返しのつかないことになります。
http→httpsへの正規化(wwwありver)
RewriteEngine on
RewriteCond %{HTTP_HOST} ^(●●\.com)(:80)? [NC]
RewriteRule ^(.*) https://www.●●.com/$1 [R=301,L]
RewriteCond %{THE_REQUEST} ^.*/index.html
RewriteRule ^(.*)index.html$ https://www.●●.com/$1 [R=301,L]
order deny,allow
RewriteCond %{HTTPS} off
RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R,L]
http→httpsへの正規化(wwwなしver)
RewriteEngine on RewriteCond %{HTTP_HOST} ^(●●\.com)(:80)? [NC]
RewriteRule ^(.*) https://●●.com/$1 [R=301,L]
RewriteCond %{THE_REQUEST} ^.*/index.html
RewriteRule ^(.*)index.html$ https://●●.com/$1 [R=301,L]
order deny,allow RewriteCond %{HTTPS} off
RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R,L]
それぞれの記述を.htaccessへ記述するとURLが自動的に一つのURLを表示するようになりますので、これで怖いものはないです。
canonical設定でよくあるミス
.htaccessではなく別のやり方で正規化を行う方法もあります。
それがcanonical設定なのですが、全ページに
<link rel=“canonical” href=“http://www.●●.com”>
を入れてしまう人も多いですが、これやっちゃいけません。
canonicalというものは『似たようなコンテンツがあるURLがあるけど
http://www.●●.com
だけを評価してね』とGoogleに伝えるものなの。
全ページに
<link rel=“canonical” href=“http://www.●●.com”>
を設定すると大変なことになります。
例え500ページのコンテンツを作り上げても『評価するのは
<link rel=“canonical” href=“http://www.●●.com”>
』とGoogleに伝えているようなものになっちゃう。
つまりトップの1ページしか評価されません。
canonicalを設定する際は、呼応するURLを確認してからソースコードに入れましょう
手っ取り早いのは.htaccessでスコーンと一つのURLにまとめたほうがユーザーにとっても良いらしいんですけど。
はてなブログやライブドアブログを使っている人は別の重複に注意!
意図していない重複は仕方がない(本当は避けたい)けど、他人のコンテンツをパクるのはご法度です。
Googleもよくないよ〜と言っているのにパクリサイトは何故減らないんでしょうか・・・。
楽だから
人間楽して生きたいし稼ぎたい生き物なので分かります。
でも楽して作った盗作品はいつかシッペ返し(順位下落を)くらいますから注意しましょう!
私もヒジョーに面倒くさがりなので気持ちは非常に分かるのですが、ウサギとカメの話通りなので一歩ずつ作業するほうが中長期的に見て良好です。
楽(コピー)して作った記事は、何の価値も生み出さないし確実にフレッドアップデートの餌食になります。
簡単に重複をチェックできる方法はこの記事からチェックしましょ!
っていうか、正規化を特にしなくて済むはてなブログやライブドアブログって本当すごいツールですよね。
まぁだからこその弊害もありますけど、文句も言えない(クソ
まとめ
簡単にまとめますよ〜
- 同じ内容であってもURLが異なるなら別のページとしてGoogleに判断される
- 301リダイレクトをしてURLを正規化する
- 作業を行う時は必ずバックアップを取って!
- はてなユーザーはあまり関係ないかも
ちなみに301リダイレクトの方法はいくつかあるから、お好みの設定でやっちゃってください。
▼別の301リダイレクトの設定方法はこちら▼
.htaccessで301リダイレクトする書き方・設定方法とSEOの影響
サイトリニューアル時の301リダイレクト、.htaccess記述方法いろいろ | デジ研