SEOについて基本的な項目をクリアにしてくれるAll in One SEO Packですが、重複ページが作成されてしまう原因があるあります。
基本的に全サイトが対象になり得ます。
特に注意しなければいけないのが、TOPページに「次のページへ」「前のページへ」という機能がそもそも存在しないサイトが該当します。企業サイトや通販サイトが具体例です・・・かね。
All in One SEO Packでも重複ページが作成される可能性がある
ソースコードを確認すると、通常TOPページは一つしか存在しないはずなのに、URLが異なるだけの全く同じ内容が自動で生成されてしまうのです。
※こんな感じのURL
犯人はこいつです!!(ドンッ
編集するのはphpファイルなので、必ずバックアップを取ってから作業に取り掛かりましょう!
plugins > all-in-one-seo-pack > aioseop_class.php
plugins > all-in-one-seo-pack > aioseop_class.php
if ( !empty( $prev ) ) $meta_string .= "\n"; if ( !empty( $next ) ) $meta_string .= "\n";
/*if ( ! empty( $prev ) ) {
$meta_string .= "<link rel='prev' href='" . esc_url( $prev ) . "' />\n";
}
if ( ! empty( $next ) ) {
$meta_string .= "<link rel='next' href='" . esc_url( $next ) . "' />\n";
}*/
赤字で書いているようにコメントアウトすれば削除されます!
『排出される「next」と「prev」へ行くリンクを表示しません』ということになります。
All in One SEO Packの 「next」と「prev」の具体例
サイトの構造をSEO観点から評価されるような仕組みをもっているAll in One SEO Packですが、場合によってはその重複ページが意図的に作成されてしまうのです。
それはGoogleからしても、「似たコンテンツを量産しても評価しないからね!」と判断されてしまうんですね。
冒頭で触れた記述はこうなっています。
『next(次の)ページにいくなら、●●.com/page/2のURLを見てね』ということです。
あなたのサイトでも起こっていたら、クリックして別タブで表示して比較してください。
●●.com(あなたのドメイン)と ●●.com/page/2(あなたのドメイン)は、URLは確かに異なりますが内容は同一になっているはずです。
これだと重複ページだと判断されてしまうので、どちらのURLも低評価となります。
どちらのサイトにも共通のURLを指定したcanonicalタグが記述されていれば問題ありませんが、ただプラグインだけをいれても設定されていません。
なかなか順位が上がらないな〜と思っている場合
コンテンツをしっかりと作っているのに、目指している順位が上がらない・・・なんて思っている人は重複ページが落とし穴になっている可能性があります。
人間が見るページは素晴らしいほどに作り込まれていても、Googleはそれが意図していない重複ページであっても重複とみなしてしまうこともあります。
もちろん、All in One SEO Packを使用していなくても重複ページは疑ってみてください。
特に、●●.com/sp のようにスマホページを別のファイルで管理していたりすると起こりやすい現象です。
重複ページの何が問題なのか
昨今、WordpressはメジャーなCMSとなりましたね。
企業だけではなく、一般のブロガーをはじめ中小企業でもWordpressの導入はスタンダード化しています。
更新がしやすい!いろんなプラグインがある!っていう人には打って付けですからね。 個人的にはそれと対を成す「concrete5」も良いと思いますけど。
http://concrete5-japan.org/
特にSEOをあまり深くまで知らない人にとっては強力な助っ人プラグイン『All in One SEO Pack』ですが、使用したいサイトの全てに完璧に網羅はできません。
多くのサイトが1日に作成されるなかで、ミラーサイト・ミラーページと呼ばれるものが偶発(もしくは意図)的に存在してしまう可能性があります。
横文字を使うと伝わりにくい?ので、一言で言うならば重複サイト・重複ページのことです。
某国が日本のアニメのキャラクターをパクっても「いやこれは偶然似ているだけですよ」と言っているのと似ています。
いやいやいや、明らかにパクったでしょ!!!と同じようなものです。
これがサイトベース、ページベースで検索エンジン(もはやGoogle先生)から評価を受けにくくなってしまうんですね。
その場合にはcanonical と alternate を設定するなどして個別化していきましょう!