CPCとは、主にインターネット広告の効果測定の際に指標される指標です。
広告を1クリックした際に発生した広告費のことを表します。
CPCの計算式
CPC = 広告費用 ÷ クリック数
また、上記以外にもクリック課金型広告自体のことを表すこともあります。
クリック単価という指標としてのCPCは、一般的には低いほうがいいとされていますが、出稿する媒体や、商材など複数の要因を加味して決まります。
CPCの推移例
大体CPCは以下のように推移することが多いです。
▼出稿形式
検索広告 > ディスプレイ広告
▼キーワードのマッチタイプ
部分一致 > 絞り込み部分一致 >フレーズ一致 >完全一致
CPCが高い言われる商材
- 求人関連
- BtoB関連
- 緊急性が高い商材
上記のような商材では部分一致、絞り込み部分一致でのCPCをあまり高く設定せずに、完全一致の割合を上げていくほうが成果が良くなる傾向があります。
また、登録キーワード、広告文、設定しているランディングページの関連性を上げていくことでCPCが抑えられることもあります。
改善を進める際はこれを進めていくと良いでしょう。
検索広告のCPCがあまりにも高い場合にはそもそもの戦略の変更も検討したほうが良いこともあります。
例えば、競合他社が出稿していないようなニッチなキーワードに切り替えるや、ディスプレイ広告の比率を上げて認知(ブランディング)を強化するなど。
しかし、CPCは広告がクリックされてかかった費用という指標というものですので、実際のお問合せ、注文などの成約にならなければ意味がありません・・・。
CPAなどと合わせて実際の効果を評価、検証していく必要があります。